通勤時間帯の中央線車中は下りとはいえ通勤や通学の人で結構混んでました…
「わたしたちはこれから酒を飲みに…」みたいな後ろめたさを背負いつつ…(苦笑)
試飲しながらのワイナリーめぐり…実際そんなに廻れないというのが実情…。
調べて絞ったワイナリーは3~4軒です。(実際 尋ねたのは2軒)
コースはすべて庭師にお任せ…ほんっと 感心するくらい良く調べます。
穴の開くほど地図を眺めてます…(あきれ気味の尊敬~)
勝沼の駅から まだひんやりとした空気の中ぶどう園沿いを歩き出す…。
いくつかワインは買うつもりでいたのでしっかりザックを背負っていきました。
肥料のきつい臭いの中晩秋のぶどう園の風景に足を止めたり、ぶどう園で剪定している叔父さんに会釈したり…生産者の現場を見て廻るのもいいもんです。
たどりつく少し前のぶどう園沿いで持参のチーズやオリーブをつまんでから行きました、朝の空腹時なので…
ただ いま思うとサンドウィッチとか、ライ麦のようなしっかりしたパンとクリームチーズといったものを準備していけばよかったですね…
試飲とはいえ かなり効きますので。
ワイナリー内では持ち込み出来ません、だから事前に口にしてからですね。
そうして今回の主目的ともいえる
中央葡萄酒(株)
さんへ
←中央葡萄酒(株)さんの倉庫のファサード
↑ワイナリーの壁一面を
紅葉の始まったツタが覆っていました。入口付近に植えられているシンプルなピンクのバラととっても良く合っていました。
←1階は倉庫や事務室でしょうか、ショップとワイナリーのある2階へとあがった室内も品良くしつらえてありました。
ぶどうの蔦で編んだ照明器具でしょうか?
平日だったので予約したグループがテーブルで試飲していたのと飲食店の仕入れの方くらいしかいらっしゃいませんでした。休日になるとやはり落ち着かない雰囲気があるのかもしれません。先日立寄った塩尻のワイナリーでも団体のバスがちょうど着いたときでワイナリー内はごった返していました。
やはり2~3人でゆっくりとあまり混んでない時期に訪れるのがコツかなとおもいました。
ここでは様々な企画イベントやツアーも予約できますのでそんなものも利用すると楽しめるなぁとおもいました。
ここではほぼすべてのワインを試飲することが出来ます、グレードの高いワインでもちゃんと¥200(ワンショット)で飲むことが出来るんですよ。普段レストランや自宅でもとても手が出ないワインたち…全く飲めないよりはいくらかでも払ってこうして口に出来た事はとっても感動と納得を得ることが出来ますね。
お店の方に説明を受けながら試せる1つ1つのワイン…飲んでゆくうち…飲んでゆくうち…
なんと赤白14種類も口にしていました!2人がそれぞれ2口ぐらいずつ味わえるほどの量です…とはいえグラスで何杯くらいになることでしょう?
平日ということもあって、お店の方もゆっくり我々に対応してくださり、ワインの含蓄で盛り上がってゆくうち、結局とびっきりのメルロー1ショットを有料で試した以外も次々と気持ちよく出して下さったのです。
各種ワインに合うお料理も例をあげて説明してくださいましたが”焼き魚”とか”てんぷら”といった普段良く食べている日本料理が中心でした。
海外の日本料理店でも注目されてきていると言うニュースを以前私も見たことがあります。
たとえばこの中のいくつかの白ワイン…同じ甲州産の同じぶどうで作ったもの、けれど畑が違うだけでこんなに味が違うということを知りました、各ワインにはそのぶどう園の名前がネーミングとなっています。中にはアジアや日本国内のコンテストでで金賞を撮ったものも…。そんなことを聞くと1年を通して作られるぶどうの様子まで見届けたくなってしまいますね。
2~3年前まで見向きもしなかった日本のワイン…とある某大手会社のイメージのせいだったでしょうか? 日本で開発されたぶどうも多くあり、ここ日本独自の味のブランドにそのとき出会った思いでした。 国内のぶどうにこだわり、大量生産していないためまだまだ価格が身近とは言えない存在ですが末永く飲み続けてゆきたいとおもいました。
迷いに迷って決めた赤の「ヴィンテージ グレイス・マスカットベリーA 2009」と白の「グレイス・甲州 菱山畑 2008(国内・金賞)」2本を購入し、大事にザックに詰めて 「ごちそうさまでした」 と御礼を言って中央葡萄酒(株)さんを後にしました。 昼食前にすでにくらくら…(笑)