ベニシアさんの大原での暮らし |
じーちゃん、ばーちゃんだけだと子供の頃は思っていた。(ものすごい固定概念)
自分は決して見ないだろうと、、、
それがいまは、両方ともをこよなく愛するおばさんとなっている。
『大河ドラマ』は庭師と結婚してから見るようになった…
横で歴史背景を解説してくれるので(ときどきうるさいけれど)物語に入りやすい。
『趣味の園芸』は所沢に引越してきてから…
今だ健在の長寿番組として続いていたことにびっくり。
以上 余談。
8月の終わりごろ、その趣味の園芸のスペシャル番組
『京都大原 英国人ベニシアの庭物語』というのをやっていた。
京都大原の古民家に住むイギリス人のベニシアさんの庭との生活を紹介した番組。
何だか、日本に暮らす ターシャ・テューダーみたいだね…が第一印象。
生活に欠かせないハーブを植えてテーマ別に6つの庭を造りあげている。
我家の庭造りにも今後参考になることがたくさんあった。
(ターシャ・テューダーについては以前ちょっと書きました…
余談ですが、残念なことに ターシャは今年6月18日に家族が見守る中 亡くなられたそうです。享年92歳でした。)
そういえば、最新号(50号)の「チルチンびと」の中にもベニシアさんの庭が載っていて、
TVでは各テーマ別庭の配置の全容がいまひとつ解りづらかったのだけれど
この本に載っていた図で明確になった。
( 庭がテーマの今回…私たちはとっても面白く読ませてもらった。
最近の「チルチンびと」私的にマンネリな感じがしていたので、力が入っている号だなと。)

Amazon.comより
「庭をやると、季節と一緒に生きるでしょ…」
「庭はわたしにとって趣味じゃない。たぶん、自分で選びとったライフスタイルなんだと思うな」…と、ベニシアさん。
ポール・スミザー氏(園芸家:彼もイギリス人)の本を読んでいても感じることなのだけれど 園芸という範囲にとどまらず自然、環境を考えるナチュラリストのような言葉が私にはものすごく新鮮だ。
正直以前はイギリス人は、みんなコニファーなどを使った幾何学的な「イングリッシュガーデン」の庭を持つ家に住んでいるのだと思っていた。(これもまたすごい固定概念)
自然に寄り添った庭造りをイギリスでも愛している人がいるのだと言うことがいまさらながら わかったてきたのだ。
ちなみに 『京都大原 英国人ベニシアの庭物語』 は再放送があるようです。
9月26日(金)深夜(27日)1:05~2:04 NHK教育テレビ にて