私の父は建具職人だった |
旧盆に向け、ご先祖様をお迎えする準備が済みました。
ある日、実家にいってじみじみと父の造った仏壇を眺めていたら、長年の汚れで
なんだか、くたびれたようになっていた。
いつのことだったか?
父がありあわせの材料で仏壇をつくってきた。
箱は、ラワンにペンキが塗られていた。
装飾は、安っぽい合板だ。
そこに、父の父の位牌を納めた。
もう何十年になるのだろう?私がまだ子供のころだ。
せめてお盆前に、4枚引き戸だけでもきれいにしたいと思い
実家から持ち帰った。
ガラスと桟を裏から釘で留めている。
ペンチで外すことは出来ても、釘を打ち付けるのはちょっと怖い。
ましてや、壊したら悔やんでも悔やみきれない。
プロに頼むことに…。
釘をペンチで外し、ガラスを洗った(新品のようにきれいになった)
木部、合板の装飾もなるべく汚れをふき取った。
それを、相羽建設 渡邉さんにお願いした。
こんな面倒なことも 相羽建設の建具やさんは引き受けてくださった。
この場を借りまして「建具やさん本当にありがとうございました」
良い供養になりましたね。