秋の仕込み苗…2019 |
コツコツと時間を作り、我家の庭を見つめ直した時間。
今年は、公共や外部の庭作業を増やしたこともあり…
ああ・・自分ちの庭仕事ってなんて楽しいんだろうと実感。
幸せな時間を過ごせました。
毎年「秋の仕込み苗」と題し、秋の庭作業の記録をアップしています。
毎年、近くの新井園さんという花苗農家へ仕事の苗と共にまとめて入手し、それを植えてきたのですが、今年から諸事情により直売をやめてしまったので、今年は自分で種で大きくした多年草や挿し木で増やした苗だけを利用して作っていきました。
あくまで記録のようなブログですので、あしからず(^^;

合計7株・・今シーズン1つでも咲いてくれると嬉しいな。
一緒に、もともとの親ニゲルが、縮小していたので移植して、合計9株。


どんな花が咲くかは、咲いてからのお楽しみ。品種にこだわるのでなく、この葉の存在感や冬から早春の喜びが伝われば良いという考えなので、雑種クリローで全然かまいません。5株移植。


ノダケは、花が咲くと次年度更新できないので、マメに種から育てて地植えしています。
種もばら撒いてはいるのですけど、なかなか大きくなるまで行かないようです。

今回移植したのは大きな株だったので2つに分け、マルバノキの下に4株となりました。
手前の黒い堆肥の見えるものが今回移植したもの。
なかなか勇気のいる移植でした…枯れずに生長して欲しい。

それまで 2株庭にあったのですけど、そのうちの1カ所(もともと入手の苗だった)が テッポウムシが入ったあと調子が悪くなってきていて、残り1株では風景として淋しく感じていました。
まぁ。。まだまだ大きくなるまで2~3年かかるかと思いますが。
剪定時に、荒っぽくも地面に根付いてほしいあたりにグサグサ挿してはいたのですが、やはり根付かなかったようで(^^;

こちらは、ポット苗にしてあったので楽でした。根も良く回っていて良い苗になっていました。
ご覧のように、私はトレーに種を蒔いたり、挿し木をしたりしていることが多く、なかなか地植えするのは手間と神経を使います。
水やりをさぼれるようにこんな方法で育てているのですが。
大きめに穴を掘って、堆肥をたっぷり根に馴染ませるように植え、しっかり水をやって周囲と接着させるようにしています。
しかし、現状 毎回作業が ギボウシが消えかけている時期になってしまうことが多く、うっかりギボウシの根を傷つけたり、それと 植えっぱなしの球根をシャベルでガツッとやってしまったりと、悲しい思いも毎回毎回…学習能力なく失敗を繰り返しております、、
そして 球根、

右上:シラー・シビリカ(50球)
下:オーニソガラム ヌタンス(20球)
実は、シラー・シビリカは、2年続けて「白花」アルバが咲きました。
オーニソガラムの白花と青のシビリカのコンビネーションでしたので、ぜんぜんイメージと違ってしまいます。
昨年春、植えた30球すべて白が咲いた時には、まぁHCの手違いでこういうこともあるよなと半分あきらめの思いだったのですが、今年の春も、植えた45球すべてが白だったので、オランダからやってきた球根をどのように仕分けているのか?今後もごひいきのHCだったこともあり、球根の担当者に直接訪ねてみました。
そうしたら、きっちりとリサーチをしてくださり、その回答を連絡してくださいました。
やはり、シラー・シビリカの青花と白花を同じ場所で仕分けしていて、同様のクレームが何件か入っているとのこと。
今後こういうことがないようにしていきますとおっしゃってくださいました。
ラベルを保存しておいたこともあり、今年の秋、忘れずにご連絡いただき代用品をくださいました!!(恐縮、、)

右:原種系チューリップ ノラ(30球)
一時期に比べれば、ずいぶん植える数が減った、原種系チューリップ。
植えっぱなしで、増えて行く品種もあり、もう十分庭に入っていますが。
黄色に赤い縁のある、オルファニデアフラバは、初めて見る球根でおもわず、購入。
リトルビューティは、ずっと少しずつ増やしながら植えている大好きな球根ですが、それに酷似している??ノラという名のチューリップを見つけ、30球植えてみました。
花は同じ印象ですが、球根の大きさが一回り大きく、もしかすると丈も花も大きいのが咲くかもと想像しているところです。
こうして画像を見比べるとやはり違いが見えてきますね。
というわけで、やっとこれで師走を迎えられそうな気分です。
今回、どうしてこんなに「楽しい」と実感できたのかふと考えてみました。
仕事…の場合、次々と植え替えられていく一年草だったり、これでもかというほどスペースに詰め込まれた苗たち。
見栄えが重要の公共地ですので致し方ないのですが、そんな中で切り花のアレンジメントのように消費され 差し替えられ、疲弊していく苗を見るのは本当に忍びない思いです。
種から、挿し木からずっと育てていた多年草たちを庭にデビューさせるのは何とも言えない喜びでした。
お金をかけなくても、じっくり育んでゆけば、きっといつか素敵な風景に包まれるのだということを自分の庭で実感できたからこその「楽しい」だったのではないかなと思ったのでした。
過去の記事
2018.12.03.「秋の仕込み苗…2018」
2017.11.30.「秋の仕込み苗…2017」
2016.12.05.「秋の仕込み苗…2016」
2015.11.01.「秋の仕込み苗…2015」
2014.11.27.「花直売所に出かける…2014」
2013.11.06.「花直売所に出かける…2013」
2012.10.30.「花直売所に出かける…2012」
2011.11.13.「花直売所に出かける…2011」
2010.11.08.「花直売所に出かける…2010」
2009.10.21.「花直売所に出かける…」
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追記:2019年秋 やったこと
○ アーマンディ下
シラー・シビリカ(10球)
○ デッキ下
クリスマスローズ ニゲル(6株)
オーニソガラム ヌタンス(20球)
クリスマスローズ(3株)
○ マルバノキ 周辺
シュンラン 移植
クリスマスローズ(2株)
オルファニデアフラバ(14球)
○ カツラ下
クリスマスローズ ニゲル(3株)移植2株含む
○ デッキ下
ノダケ(6~7株?)
ペンステモン・ハスカーレッド(5株)
シラー・シビリカ(18球)
○ ヤマボウシ下
スティパ・ポニーテール(4株)苗
バーベナ・バンプトン(2株)
シラー・シビリカ(18球)
原種系チューリップ リトルビューティ(10球)
原種系チューリップ ノラ(33球)
○ アカシデ下
ツワブキ(小 1株)移植
カレックス オシメンシス ’エヴァリロ’ (1株)苗