里山ガーデナーなるものと 里山の風景… |
あんなこともこんなことも伝えたいという思いが強すぎて、とうとう昨年秋は ブログにアップ出来ずじまい(苦笑
なので、ほんのシンプルな基本のことと(あとでまた書き足すことにして・・・)
里山の初夏の風景を主に、アップいたしますね。
テーマは、『里山ガーデナー講座 ~自然回復の理論と実践~』 です。
講師は、泉健司さん (植物生態コンサルタント、ビオトープ・ガーデン提唱者、自然造形作家)
関連サイト 「Biotope Garden / ビオトープガーデン」
開催地は、都立野山北・六道山公園 里山民家 にて
生物多様性に考慮した自然回復の方法
4つのハイライト (配布された資料より) これを基本に講義や実習が行われました。
① 地域の在来野生種 ⇒ 足し算
※ 移動能力のある植物の場合、遺伝的特徴が偏らなように種を集めて種まきし殖やす。
② 選択的除草 ⇒ 引き算
※ 旺盛な帰化植物などを抜き取ることで埋もれていた多様な在来種が息を吹き返す。
③ ニッチとフラクタル ⇒ 掛け算
※ 生き物の住処:ニッチ、自然界の分布のし方、不規則の規則:フラクタル
④ 自然保護のTPO ⇒ 割り算
※ 地域ごと生物多様性の状態は様々なので回復や保護の手法にも多様性が必要。


沼地、湿地、乾燥地…日向、日陰、半日陰…







この独特な花の形は、子孫を残すうえで進化した形。
トレリスに絡めることで生育できる日照を得、草刈り機などで刈られずに残すことができる。
風景としても美しい。
そこには、ジャコウアゲハの幼虫の生育地となる。



タケニグサが素敵に見えてきた瞬間。


「オカトラノオ」
野の花小道には、群生地があります。

