関西の「食」に関するあれこれ |
京都市内には、行くと必ず寄る居酒屋がある。うなぎの寝床のカウンターの店だ
毎日食材によってメニューが変わり、いつ行っても工夫を凝らした京料理を出してくれる。
そして2泊するもう1泊の夜は、近頃はフランス料理のレストランに行くことが多い。
京都では意外にも料理の発想であったり、出し方が「京懐石」と似ているように思う。
贅沢な気分を味わえる。場所によっては町家を改装した店もあったり…。
さて、今回は奈良市内泊…
京都・奈良を訪れる大半の人は奈良を日帰りする…我々もいつもはそうだ。
というのも 泊まってもなかなか美味しい店を探すことができないことが理由の一つとしてある。 それならば今回 いっそのことフレンチで…ということになった。やっぱ正解。
コースメニューのオードブルと魚のメイン…色々な味がしてどちらも本当に美味しかった。


さて 今回の話題の中心は「何故 関西はデザートがてんこ盛りか?」…についてです(笑)
そうなのです関東のレストラン(フレンチ、イタリアン)にでてくるコースメニューのデザートは
本当にオマケ程度…それに比べて関西では、メインのような量でデザートが出てくるのです。
ご覧のとおり↓今回の奈良でも…
「クリームブリュレ」「パンナコッタ」「チョコレートシフォン」「洋ナシのシャーベット」
2つ目くらいまでは元気に食べるのですが以降「もう、ダメ…」(美味しかったんだけど)
そう思いながらも結局今回も食べつくしてしまった私(笑)
なんでだろう?京都でもデザートの多さは半端じゃなかったのでこれが「関西らしい」
バランスなのか?最後の一品をしぶると全体の印象が悪くなり「あそこの店ケチやなぁ…」
という噂があっという間に広がるぅ、、、とか?(考えすぎ?)
つい、このデザート半分にして「食前酒」とか出してくれるともっと嬉しい…とおもってしまう。

そして美山では「ぼたん鍋」に舌鼓。宿のお母さんが
「昨日 裏の山から捕ってきたばかりなんですよ」
…と、「ちょっと行って野菜を収穫してきました」みたいな言いようが、おかしかった。


「ごっつう食って、ぎょうさん払うのがウチラの流儀でんがな」といったところでしょうか。
でも、大阪弁の使い方が違うかな…(^o^)
「名古屋のモーニング」すばらしい文化だと思います(笑)
コーヒーの値段+¥100くらいで
トースト、卵、サラダetc…いろんな物が付きますよねぇ。
競争激しそうです…こちらも関東にはないなぁ。
名古屋辺りから西は、食の物価が安くておいしい。
口の達者な舌の肥えたお客さんが多いからでしょうか?
おなかが ぐぅ~~です。
デザートのお話、興味深いですね。
やっぱり関東と関西ではいろいろ違うのですね。
うちの娘だったら、そのデザートを大喜びで平らげます!
でも私はデザートを半分にして、食前酒を。。。に一票!です。
あっ、そっかぁ~childrenさんのコメントで気が付きました。
要は、店それぞれターゲットの一番好んで来るお客の性別年齢層に
徹底的に沿った営業を関西はしているということでしょうか?
「フレンチ、イタリアン」なんて雰囲気がよくて、最後の甘ーいものを
たっぷり出せば若い女性はたいがい喜びますもの…ね。
私は完璧オヤジ化してしまってます(笑)