スグレモノ韓国スプーン |
韓国の人はスプーンと箸を巧みに使い分け食事をしている。
熱い湯気の立つチゲなども柄の長いスプーンですくいそのまま口へ
キムチなどおかずは箸で、ご飯はスプーンで…
すくったご飯をそのままチゲの中に入れてスープと一緒に食べる。
食器を持ちあげて食べるのはマナーに反する。日本とは逆。
だから、スプーンが必要なのかも。
料理もする。
調味料を直接スプーンですくい鍋へ、と同時にそのスプーンでかき回す。
味見にもやはりこのスプーンを使う…
…と 私の観察するところではこんな感じ。
国内外問わず、おもしろい雑貨を探すのは私の旅の楽しみの一つ。
この スプーン、箸、箸・スプーン置き も韓国のスーパーで買った。
実は、箸の方は使いやすいとは思えずあまり使っていない。
シンプルで形が美しいというだけでなく、口に入る程よい大きさ深さ、
お椀の中に入れても埋まらない柄の長さ、使い勝手も気に入って重宝している。
洋食用スプーンと比較する。
とろんとするスープやソースなどをすくうのには、大きくて深い形が意に沿っている?
実際フレンチとかをちゃんと食べると「何々用」といういく種類もの
スプーンやらナイフやらが出てきてそれだけで緊張してしまう。
その点 韓国スプーンはひとつで色々な使い方を持っているスグレモノだ。
西洋とアジア…発想の原点の違いでしょうか?
韓国のスプーン、本当に使いやすいですよね。
私は数年の韓国生活で、ご飯をスプーンで食べることに慣れてしまい、
日本で、ご飯をお箸で食べることに少し違和感を感じました。
日本ではご飯に汁をかけますが、韓国ではご飯を汁に入れるんですね。
隣の国ですが、色々な違いがあっておもしろいなーと思います。
隣の国なのに結構食のマナー、諸々違うんですね。
本当に面白いと思います。
食器を持って食べるか否かで必要とする食の道具が
変わってくるんですね。
韓国ではステンレスの食器よく使われているのも
多分食器を持たない文化だからでしょうね。
また、よろしければのぞきにいらしてくださいね。
「昔、倭人(日本)が食の道具を教えて欲しいとやってきた。朝鮮びとよりは劣る倭人には匙は勿体ないので、箸だけ教えてやった」という昔話がある、と聞いたことがあります。