「…12カ月」月ごとに季節の移り変わりを記録した本 3冊 |
1つの場所を一年を通して、日記のように記録してあるものからは、色々なことが読み取れてきます。
毎月毎月、流れるように変化をして風景として成り立つ庭…それが理想であるので。
冬に庭仕事があまりなく、春のイメージを膨らませるとき、先の季節をイメージしながら庭の計画を立てるとき、辞書のようにその月のページを開きます。
小説のように…隅から隅まで読書するのではなく、必要な情報を必要なとき、その部分だけ目を通すという読み方をします。
昨日届いたのが、こちら
『今森光彦の 心地いい里山暮らし 12か月』
世界文化社 2015年4月
HPのコラムなどを読んでて、今森さんがどのように里山を再現していったのか? それを知りたくて。
色々ある今森さんの本から、迷わずこちらをチョイス。
「琵琶湖をのぞむ田園に”生き物の集まる庭”をつくった写真家の物語」
月ごとにコラムと、植物・生きもの図鑑、庭づくり、里山料理のレシピ でまとめられています。
『オーガニックでここまでできる!「シーズンズ」の庭づくり 12ヶ月』
ポール・スミザー
阪急コミュニケーションズ 2010年3月
とにかく いちばん良く見る本、今は閉園になってしまった「宝塚ガーデンフィールズ」の月ごとの風景と植物図鑑、その月にやるお手入れのことが まとめられています。
でも、残念ながら閉園もありこの本は絶版になっていて 中古も高騰しているという、、、すっごく良い本なのに。
『ポール・スミザーの 八ヶ岳の庭 12ヵ月』
宝島社 2016年4月
八ヶ岳にあるポールさんのナチュラルガーデンを月ごとにまとめたもの。より実用的にイラストをたくさんいれてまとめてます。八ヶ岳なので、ここでの参考に見るには月をずらしてみる必要がありますが…。
まさに上の本の八ヶ岳版ですが、ここにこそポールさんのつくりたい庭があり、これを起点に鳥取の湖山池…萌木の村へと広がっているのが感じられ、10年前作っていたガーデンとの違いがとても興味深いです。
わが庭も 月ごとにまとめていますので、カテゴリー「庭とくさばな・き 」から訪ねてみてくださいませ。
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(くらし部門)