まだ、今年始まったばかり… |
朝、パンをほおばりながら、コナラの巣箱を眺めていると・・・
何度も何度も、念入りに巣箱をチェックしているシジュウカラ。。。
おい…いくらなんでも、まだ早いでしょっ、と ひとり言。
すると、シジュウカラの「ッッピー、ッッピー!」という、甲高いさえずりが聞こえてきました。
春になると、耳にする鳴き声。。。
やっぱ、なんかこの暖かさ…自然界に大きく影響をもたらしそうな…予感。
2015.03.24.撮影
という…私も いちんち 鼻炎がとまらず、、、ほこりが原因かっ、花粉が原因かっ?!
桜が、2月に咲いちゃったり? 明日から、寒の入りだそうですよ。
膨らむ、妄想ーー
そんな、まだ 正月気分が抜けない私は。。。
昨年の暮れからの
頭から離れないことをまた考えはじめた・・・
「でも、Aさんって設計…あんまり上手くないんだよね。。。」
昨年の暮れ同じ建築仲間との忘年会で…
最近、業界メディアで注目のAさんについて…Bさんの発したひとこと。
「設計が上手い、下手って?」 何を基準に、誰が言えるのだろう?
でも
その時私は半分、ほっとしていた・・・じぶんが言われていないことに。
そして半分、不安になった・・・私もどこかで言われてやしないかと 。
この一言は・・・
「設計が、下手な人は デザインするべきじゃない。」
「建築家になるべきじゃない。」って聞こえるようで、なんだかな。
プロが、プロの設計したものを 美しいとか、上手いなとか、思うのは
それはそれで、身に余る光栄だとは思うけど
そういう人たちを意識しすぎて設計してしまうのは、本末転倒。
やはり、依頼された人が 満足するものを作ることが大事で
その依頼主の思いと、自分自身それを受け止めたうえでの提案があってこそ。
いろいろな、建築家がいて
いろいろな、解答がある・・・
今に至った自分をふりかえる。
いくつかの設計事務所勤務を経ても
「いつか自分は独立するぞ」
という気持ちにまでは至らなかった。
どんな部分に自分が魅力を感じてこの仕事しているのか
(きっと、なにかあったに違いないのに・・・)
じっくり向き合ったことがなかった。
9年前、ここでの暮らしが始まり
この家で庭づくりをやってゆく中で、
自然と人のかかわりの深さに感動。。。
家は、もっと周囲との繋がりを関係を考えて設計しなくては
そんなことをつたえてゆければ・・・
(それは、このブログ自身でもあるのだが。)
という思いが生まれたところで
「独立」という道を選択することになった。
とっても時間がかかった・・・
私は、私らしさを持って、それを信じて
地道にやり続けられること・・・
ときどき、自分は園芸がやりたいのか、建築がやりたいのか
・・・と思ってしまうのですが
両方やればいいんだなと思い直すことにしています。
両方があってこその自分
「好きだからこそ、続けられることを・・・」
時間を忘れるくらい、没頭できることがあるのが
デザインの上手い下手より
強みでいられるのではないかと、最近良く思います。
年始の、所信表明演説みたいになっちゃった(笑