宿泊棟…そして満喫の夕食 |
ロビーから1階へ降り、緩やかなスロープの廊下を下りてゆくと…
↓湖と森の風景が広がるスペースに出会います。
西ウイング側の部屋のみリニューアルされており、私たちが宿泊した東ウイングは昔のままの風情を残しているそうです。
これが今回 我々が宿泊した部屋。
スタンダードツイン(一番安いお部屋)を予約しました。これがスタンダードツインなら他はどれだけすごいんだろう?と思っていました、後でサイトで知ったのですが メゾネットスイートのお部屋だったんです。たまたま空いていたのでしょうか?
ラッキーでした。
廊下からドアを開けるとすぐ階段があり、上るとリビングがあります。
ちょっと写真撮るから待って!の声も届かず、ビールを開ける庭師の手が写ってしまった(苦笑)
さらに階段を上ると途中に洗面室とバスルームがあり、その奥が寝室です。
部屋がきれいなうちに撮影して置けばよかった…
と後悔。
←リビングの窓からは朝日を浴びた湖と森を眺めることができます。
そして期待の夕食…。
リニューアルオープンして一年ちょっとの間イタリアンのシェフが厨房を仕切っていましたが、
この9月からはフレンチのシェフを迎えることとなりました。
来るたび変りばえのしない料理だとやはり2回同じホテルに泊まる客は減ることでしょう。
季節ごと、毎年ごと新鮮な印象を保ち続けるための経営方針はすごいとおもいました。
この日注文したワインが…
「井筒ワイン」でした。
グラスにピントが合ってしまいましたがメルローです。
ワインリストの中で2番目に安かったワインですのでさほど高いワインではないと思うのですが…メルローの味は知っていたつもりでしたが、あまりに新鮮な赤ワインの味に我々は感動しきり…ブドウの持つ本来のフルーティさがあります。
多くの賞もとっているワイナリーで納得でした。
…これを飲んで以来、他のワインを飲むたびについこのワインを思い出してしまうという始末で近いうちにワイナリーのある塩尻にきっと出かけてしまうことでしょう。
さてさて リニューアルされた「moment by Yoshi Kojima」のお料理は…
マグロの前菜、信州サーモンのハーブマリネ 半熟鶏の卵とキャビア
本日のスープ、真鯛のカリカリソテー 西日を浴びた信濃町の完熟トマトと熟成バルサミコと…
信州黄金しゃものハーブグリル 色々季節野菜をしゃもの煮汁で…を お互いに味見(苦笑)
デザートは濃厚アイスクリームと暖かいリンゴのカスタード と コーヒーまたは紅茶。
(テーブルにおいてあったメニューをもとに書いています)
最近はてんこ盛りの旅館のお料理より、こちらの方が適度な量で満足感がありますね。
ちなみに朝食はバイキング方式…私はバイキング方式が苦手…落ち着かなくって 和食洋食があったのですが和食のバリエーションが少なく味も今ひとつだったなぁ…(最後に辛口)
これからは紅葉シーズンを迎え また格別の景色を堪能できることでしょう。
ということで…またいつかいきたいなぁ…またいつかいけるかなぁ…(苦笑)
目新しさは、シェフの首をすげ替えなくても演出できそうなものですが、それもまたホテルや旅館の一つのあり方なんでしょうね。
いや、それにしても、ホテル、庭、料理の立派なこと。ごちそうさまでした(^o^)
うわぁ!
baruさん、外国に行かれたのかしら?・・・と思ってしまいました。
ほんと、外国みたいに素敵なホテルですね~。
お部屋も、スタンダードがメゾネットスイートになったとは
なんてラッキーな!
お料理もワインも、素晴らしい~!
↓ロビーも広々してシンプルで美しく
明かりがとても効果的ですね。
いい旅行をされましたね。
わたしも、こんなホテルに泊まってみたいです♪
>シェフの首をすげ替えなくても…
この言葉はちょっと適切じゃないと思うなぁ…私は。
新しいシェフの経歴などを見るとホテル内で働かなくても充分お店を出せる力も知名度もある人のように思います。
そんなひとはホテルでずっと抱えておくのもコストの面で大変でしょうし、逆にシェフの名前を表に出してそれをホテルの特徴としてコンセプトにしているように思います。
シェフ側も1年とか短期間契約ならその間安定して資金が入り、多くの人に名前を知ってもらえるチャンスにもなります。
お互い持ちつ持たれつ…上手い戦略だなぁ…とおもったのです。
(私と夫は少なくとも同意見でしたが)
才能はあってももうひとつ名の売れていない建築家が大抜擢で設計プロジェクトを任されたのに似ている?(似ていないか…苦笑)
何かの記念に長野を訪れた折にはぜひどうぞ…
昼は手軽なランチコースもありますよ♪
とにかくゆったりした自然をそのまま取り込んだ素晴らしいホテルです。
私の大好きな建築家、清家清氏(ネスカフェで有名な…古い?)の設計です。
日本らしさも各所に見られるホテルです。
ポールさんもリニューアルのとき関わったんですよ。
お部屋もメゾネットスイートだったとは、幸運の女神様がついていましたね!
日常を離れて、しばしリラックスなされたのではないでしょうか。
いいな~。
下の記事も拝見しました。本当に、建物内部も外の景色も素敵ですね。
ちょうど、9月の中旬…夏休みも終わって、紅葉にはまだまだ早いということもあってお部屋…全部埋まっていなかったんだと思います。
サービスも素晴らしかったので 気持ちよく過ごせましたよ。
なにより、清家さん設計の心地よい空間の中で過ごせたのは嬉しかったですね。
結構、レジャー施設、観光など どこもちょっと遠いという…周囲近くに目玉がないんです。
そんなところにこんな気持ちのいいホテルありました。
だったら、ホテル自体を目玉に…というコンセプトで再生されたホテルですね。
清家さんの潔い気持ちのいい空間よかったら体験してみてください。